Integrate Fukuoka 第2回研修会(終了しました)
2010.04.01 |Category …研修会
Integrate Fukuoka 第2回研修会(終了しました)
「機能的・直接的な運動療法の展開~基本動作能力の回復を目指して~」
講師:吉住浩平 先生
(国際医療福祉大学 福岡リハビリテーション学部)
・理学療法士
・日本PNF協会会員
<内容>
理学療法とは「身体に障害のある者に対し、主としてその基本的動作能力の回復を図るため、治療体操その他の運動を行わせ、~以下省略~(理学療法士及び作業療法士法)」と定義されています。基本的動作能力の回復を図ることはADL能力向上にとどまらず、社会復帰、QOL向上を達成するうえで大変重要であると考えています。しかし、実際に基本的動作能力の回復を図る際には難渋することも少なくありません。
今回、基本的動作能力の回復を目的とした運動療法について、寝返り、起き上がり、立ち上がり、歩行を例に上げ、「動作に対する機能的・直接的な介入」を主眼とした運動療法の展開についてお話したいと思っています。
期日:平成22年5月23日(日)10:00~16:00
会場:福岡国際医療福祉学院 4F 機能訓練室
【研修会当日の様子】
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<学会発表>
筆頭演者
「歩行開始後における骨盤傾斜の経時的変化」2006
「歩行開始動作の力学的解析」2008
「仙腸関節痛を有する変形性股関節症患者への理学療法介入」2008
「術後変形性股関節症患者の歩行開始時における足圧中心の移動軌跡の特性」2008
「歩行開始時における股関節外転筋群の筋活動の時間的特性」2009
「月経時における仙腸関節不安定性について」2009
共同演者
「脊髄小脳変性症患者におけるリフティング課題の有用性の検討」2008
「脳卒中片麻痺患者の下肢荷重率とバランス能力との関連性」2008
「上部胸郭への圧迫が横隔膜機能に及ぼす影響」2009
「下肢先端における出力方向制御の違いがブリッジ動作に及ぼす影響」2009
<論文・著書>
「術後変形性股関節症患者の歩行開始後における骨盤傾斜の経時的変化 ‐2次元動作解析を用いて‐」Hip joint,Vol33,Supplement,126-128,2007.
「仙腸関節痛を有する変形性股関節症患者への理学療法介入」PNF FUN!第3号13-18.2009
「術後変形性股関節症患者の歩行開始時における足圧中心の移動軌跡の特性」Hip joint,Vol35,Supplement,123-125,2009.
「Whole Body Vibration Exerciseによる転倒予防訓練」柳川リハビリテーション学院・福岡国際医療福祉学院 紀要, 3 : 31-34, 2007.
「変形性股関節症病期進展予防の一手段*-柳川リハ式簡易股関節装具の検討- 」柳川リハビリテーション学院・福岡国際医療福祉学院 紀要, 3 : 35-38, 2007.
「骨盤複合体の病態運動学と理学療法」理学療法, 25(10) : 1447-1457, 2008.
「歩行開始動作の力学的解析-術後変形性股関節症患者と健常人との比較- 」理学療法学, 35 : 325, 2008.
「変形性股関節症患者に対する理学療法戦略」理学療法福岡, (22) : 67-72, 2009.
「下腿・足部疾患の理学療法における運動制御・学習理論の応用」理学療法, 26(7)
: 863-875, 2009.
<講演・講習会>
第18回福岡県理学療法士学会特別講演「変形性股関節症に対する理学療法」他,
理学療法士向けの講演・講習会多数