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Integrate - Fukuoka -

疾患領域を問わず、理学療法の知識と技術を「集約・統合(integrate)」することに努め、対峙する患者の身体と精神をより良く「集約・統合(integrate)」できるTherapistを目指します。

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第6回定例会(終了しました)

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【第6回定例会】

日時:12月20日(日)12:00~開場 13:00~講義 17:00~懇親会(忘年会)
場所:福岡国際医療福祉学院

■講義
演者:玉利誠(福岡国際医療福祉学院)
演題:「Sensorimotor integration~運動の理解と治療の発展に向けて~」
(要旨)
 理学療法の目的は基本動作の改善である.動作は運動によって具体的に行われる仕事や課題との関係で行動を分析する単位であるため,我々は運動について深く考えていかねばならない.
 しかしながら,運動の発現・制御・維持(学習)に関わる大脳皮質や基底核のネットワークは大変複雑である.
 運動を発現するためには頭頂葉で視覚情報と体性感覚情報を統合し,大脳辺縁系における情動評価の後,前頭野にて身体図式に基づいた運動が計画されることが必要である.また,計画された運動を実行するためには,腹内側系や背外側系の協調が必要であり,皮質,基底核,小脳の連関によって筋緊張が適切にコントロールされることも重要である.さらには,適切かつ正確な運動の学習のために,運動指令時に生じるefference copyと実際の運動によって生じた感覚の差異を比較・照合し,運動計画とプログラムが修正される必要がある.
 これらのことを踏まえれば,動作を如何に分析し治療介入していくかという問いへの答えは,セラピストが「運動」を,もっと言えば「身体」をどのように捉えているかによって変化し得る.大切なことは,自身の臨床推論を支える基本概念についてself monitoringしておくことではないだろうか.
 そうした思いから,今回は運動の「発現・制御・学習」という3側面,及び3つの運動の制約レベルに着目しながら,Bobathや認知運動療法を組み合わせたsensorimotor integrationという現在の自身のコンセプトを述べるとともに,時間の許す限り幾つかの治療介入例を紹介したい.
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